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ソヌの父親が亡くなったのは、ソヌが10歳の時でした。母親は隣家でメイドとして働いていましたが、ソヌの学費を支払うことができず、ソヌは学校を退学していました。ソヌの隣家に赤ちゃんが生まれたので、母親が仕事に出ている間、ソヌは子どもの世話を手伝うことになりました。しかし状況は悪くなる一方で、自宅の家賃が払えなくなったため、子どもの世話と家の手伝いをすることを条件に、隣家がソヌたちを宿泊させてくれることになりました。ある日、その家の父親がソヌと2人きりになり、「黙っていないと追い出すぞ」と言い、ソヌに性的暴行を加えました。ソヌの母親が出て行くたびに、男は彼女を利用し、ある日は別の男まで呼び、金を取るようになりました。このようなことが数週間続きましたが、ある日、男は彼女を客に会わせるために連れ出した時、ソヌはRescue Foundationと警察に救助されました。ソヌは同団体の保護施設に入れられ、必要なすべてのサポートを受けることができました。彼女は事件の一部始終を話し、その隣人は逮捕されました。ソヌはとても聡明な少女で、様々な活動に参加するようになり、学校に入学したいと望むようになりました。彼女は現在10年生で、教育を受けていない女の子に教える手伝いもしています。ソヌは詩を書くのが好きで、教育を修了し将来に向かって突き進んでいます。
(Rescue Foundation Annual Report 2021, p21)
Rescue Foundationはその設立以降、6,868人の女性を救出してきました。職業訓練や教育支援は、彼女たちの未来をつくり、彼女たちに自身を与えます。

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